シンプルがもたらす幸せ

輝くということ

  • 「深海に泳ぐ魚族のように自ら光らなければ何処にも光などない」
     
    これはわたしが最も尊敬する作家の大島渚さんの言葉です。
     
    人が輝くということは、他人が輝くために自ら光を放つことであり、自分が輝くための心がけは、人と自分を区別しないことに尽きると思います。
    これは、長い人生を生きて、わたしが得た最も尊い答えです。
     
    潜在意識は自分と他人の区別がつきません。だから他人の栄光を決して否定してはいけないのです。
     
    自分以外の誰かのために一生懸命になれる心を育てることは、もしかして私たち人間の生涯の課題なのかもしれません。それは、人の幸せを心から喜ぶことが自分自身が輝く唯一の方法だからです。
     
    ですが、輝きも、喜びも、他者に対する「愛」の形も人それぞれで、これが絶対に正しいという鉄則はありません。だから、難しいし、この難題を精一杯楽しめる自分にならないと。
     
    人に心を寄せて、心から誰かの幸せや成功を願える自分であり続けたいと願えば、目の前の出来事が全て学びになっていきます。
     
    日本には美しい四季があります。
     
    今の自分に何が起きていても、必ず季節は巡っているということを忘れずに、雨の日も、曇りの日も、正しい心がけをもつ自分を信じて、面白がって、心を伸ばしていきたいですね。

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私が私でよかったと思うあなたに

京都にはあらゆる場所にお寺があります。
わたしのサロンは京都の仏光寺通りに立地し、通勤路にも数々のお寺があります。
その前にある掲示板にはいつもいつも立ち止まってじーっと眺めてしまう味わい深い法語が書かれています。


示された法語を目にすると、忘れていた大切な何かに気づいたり、真理やぬくもりを感じて癒されたり、勇気が沸いてきたりするのです。
今日のタイトル
「私が私でよかったといえるあなたに」
という言葉も、お寺の前の掲示伝道に書かれていた言葉です。
後である著書で知ったのですが、これは1999年40歳でご従生されたNさんという方が、悪性リンパ種と診断され、激痛の中でご主人と幼い子供さん2人に渾身の力で愛と思いの全てを伝えていかれた言葉の中のひとつだのです。
 
Nさんはこの言葉をご自身で、次のようにお子さんに伝えておられたそうです。私が私でよかったと言える私は、お金持ちになったり、健康だからよかったとかそんなことではなく、お金がなくても、病気をしたり、色々なことを経験するなかで、
 

「私が私でよかったといえるあなたになれ」


 
と呼びかけてくださる方があった。その呼び声を聴くことが人間の一番大切な願いではないでしょうか。だからお母さんはお母さんで良かったと思っています、と。
わたしはこの言葉の真理を知ってとても素晴らしいと更に深く感銘しました。
 
人生にはその人その人なりの物語があって、その物語の重要は、目の前に何が起きているかということではなく、何が起きてもその中で自分を幸せにしていくことなのですね。
 

「私が私でよかったといえるあなたに」


 
皆さまの大切なときに、是非この言葉を思い出していただきたくてこの記事を書いてみました。