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実録「ブスはあかん!」(画像)
実録「ブスはあかん!」(物語)
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 読者キャリーの解説

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ブスはあかん!スペシャル  第1話

第1話コメント@
     
   これは宇宙の片隅の田舎町から、暗闇の世界に放り出された一人の少女の物語である。


  <○×△年***・・・  所在地不明 >

  巨大スクリーンで上映されているのはこれから歩んでいく私の人生である。
  その世界は広大なエネルギーで、再生を待つ観客を吸い込んでいった。

  今日は満席だ。
  おそらくテレビ中継も最高の視聴率を記録しているだろう。
  この脚本を書くために、私は誰よりも多くの試験を通過してきたのだ。

  そう、私はこの町一の優等生。

  みんな私に憧れ、注目しているのだ。
  そして今日は私の再生、旅立ちの日である。

  私にどれだけの資格が与えられ、記憶が消されるのか、観客達はその瞬間を待っているのだ。
  そして私自身も、長い時間この場所で、この瞬間を待っていた。
  私は緊張と不安のあまり、後部座席にいるはずの彼を探した。彼はかすかに微笑を浮かべ、顔をあげて
  私に向かって叫んだ。
  いつものように自信に満ちた表情だ。
  「大丈夫!お前が行った後も映画は上映されている。それを確認しながら俺の脚本を仕上げていくから
  心配するな!」
  彼の瞳は輝いていた。

  そうだ、私には彼がいる。、きっと助けに来てくれる。私は不滅の存在として再生するのだ。苦悩に満ちた
  人生など、もうありえない。
  喜びに満ちた「愛」と「光」の世界へ送り出されるのだ・・・

  降り注ぐスポットライトが、これまでのカルマを洗い流すかのように私を照らし始めた。
  心の準備は十分だ。私は天上から降りてきたゴンドラに足をかけた。
  そして上映中の映画の脚本、これからの人生の計画書を握り締めた。
  宇宙いっぱいに広がる柔らかい光が次第に小さくなっていくのを眺めながら、私は遠い世界に引き込ま
  れていくように意識が薄れていくのを感じた。



  「ふぁ〜、よ〜寝たなぁ。もうそろそろ地球に着く頃やな〜、え〜っと、着いたら何するんやったっけ?
  生まれるまでのストーリー予習しとこっ・・・・・」 えっ?この言葉は何?

  ・・・・・それにあの小太りの女は誰?

  私はまだ眠い目を擦りながら体を起こし、辺りを見回した。
  シャンデリアの灯りが微かに揺れながら窓ガラスを照らし、そこに映る女の顔を醜く歪めた。
  私はベットから降りて女のいる方へ歩き始めた。
  
  あっ!その瞬間、私は自分の目を疑った。! まさか!
  
  違う!何かの間違いに決まっている!まさか!これが、これが私の姿なの!?
  私は即座にスーツケースの荷物を確認した。
  無い!確かに詰めてきたはずの大切な箱が入ってない!

  なぜ?あの箱を持ち出すための資格を得るために、十分すぎるほどの輪廻転生を繰り返し、試験を
  通過して来たんじゃない!

  なぜなの!あっ!もしかして?
  私は慌てて計画書を開いた。違う!脚本が違う!!!

  「なんでなん?この脚本違うやん!私が描いた脚本と違うやん!誰が変えたん!どーしょ!
  ちょっと待って!」

  何よこの言葉、この先ずっとこんな言葉を使って生きていくの?いやよそんなの!絶対にいや!
  「ちょっとゴンドラ止めて!ちょっと待ってって言うてるやろ!あかん、どーしょ!」 
  どうしたらいいの!誰か!誰か、助けて!!!

  私は動揺する気持ちを抑えながら、ルームサービスで頼んでおいたワインをグラスに注ぐと一気に
  飲み干した。思い出せない。一体どこで脚本が入れ替わったのだろう?落ち着け、落ち着くのよ!
  冷静になればきっと思い出せる・・・・・・・・・落ち着け!

  私は全身の力をふり絞って叫んだ!

  「いやや〜!!暗いやん!それ、一生暗いやん!こんな不細工な姿で生きるんいやや!行きたない!
  帰りたい!そんなとこ絶対行きたないって!いやや〜!」

  ・・・・・・・・・・・・・

  化粧気のない白い肌、よく動く大きな瞳、豊かなバストにくびれたウエスト、しなやかな髪。人々の
  注目を集め、その心を慰め、夢を吹き込み続けた知的で美しかった私・・・・・
  その誇らしかった自分の姿を心にしっかり焼き付けて、私は静かに瞼を閉じた。深い諦めと共に一筋の涙
  が頬を伝っていった。

  そして1,735年の時が流れた・・・
  
  <2004年1月・・・韓国、○洞  ○部○村洞・・・人間○○研究所>

  「いやや言うてんのに、もう! はぁ〜、占いなんか信じて生きてへんちゅうねん!
  それにしても大流行やな、なんでみんな自分の人生、他人に聞いて生きてるんや?あかん、あかん
  あかんて、そんなん!」

  ほんでや、なんで私こんなとこ来てしもたんやろ?・・・・・う〜寒っ。
  

                                             つづく・・・・
  

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